はじめに
こんにちは。Dr. Lです。
東京大学医学部を卒業後、現在は感染症診療に携わる現役医師として日々患者さんと向き合っています。医療の現場で感謝の言葉をもらえる瞬間は、何よりもやりがいを感じるひとときです。
一方で、診療を続ける中で強く感じていることがあります。それは、「性に関する悩み」、特に性感染症について、誰にも相談できずに一人で抱え込んでいる方が非常に多いということです。
患者さんからは、こんな声をよく耳にします。
「心配だけれど恥ずかしくて誰にも相談できない。だからネットやAIで調べている。」
確かに、インターネット上には膨大な情報があり、手軽に調べることができます。しかし、その中には出典不明の情報や、現在では否定されている古い知識が少なからず混在しているのが実情です。10年前には常識だったことが、最新の医学ではすでに覆されているケースも珍しくありません。
また、性感染症クリニックが運営する情報サイトも数多く存在します。中には質の高い情報を発信している医療機関もありますが、残念ながら医学的根拠に乏しく、不安を過度に煽る内容のサイトも存在します。医療機関は受診につながらなければ経営が成り立たないという構造上、どうしても「不安を強調する表現」が前面に出やすくなる傾向があります。
こうした情報を鵜呑みにしてしまうことで、本来不要な検査や治療を受けてしまったり、逆に必要な対応が遅れてしまうといったリスクが生まれます。
このブログでやりたいこと
私は、このような状況を強く懸念しています。そこで、
「正確で最新の医学情報に、誰もが安心して触れられる場所を作りたい」
という想いから、このブログを立ち上げました。
当サイトでは、以下の3つを軸に情報を発信しています。
- エビデンスに基づいた性感染症の情報:クラミジア、梅毒、HIVなど、国内外の最新ガイドラインや論文をもとに正確に解説します
- 人に聞きにくい悩みにも真摯に対応:自慰行為、避妊、早漏、EDなど、デリケートな疑問にも医学的根拠をもとに回答します
- 世界標準の医療知識を日本語で:海外の原著論文やガイドラインを、わかりやすくかみ砕いてお届けします
このサイトでは、不安を煽ることを目的とした情報発信は一切行いません。
医学的に「心配不要」と判断できる場合は、その根拠とともに明確にお伝えします。各記事では可能な限り参照した論文やガイドラインを明示し、情報の透明性と信頼性を最優先にしています。
このウェブサイトは完全に個人で運営しています。だからこそ営利目的に偏ることなく、中立的で最新のエビデンスに基づいた情報を発信できると考えています。
特に、将来ある10〜30代の方々が、不確かな情報に振り回されることなく、正しい知識をもとに安心して行動できるようになること。それは、日本の医療全体にとっても大きな意義があると信じています。
「性感染症に関する疑問は、まずここを見れば解決できる」
そんなサイトを目指して、今後も情報を更新していきます。
どうぞ安心してご利用ください。
プロフィール
- 東京大学医学部 卒業
- 英検1級 取得
感染症診療に従事する現役医師です。英語力を活かして海外の論文やガイドラインも参照しつつ、診療および情報発信を行っています。医学をはじめとした知識の習得や、効率的な勉強法・生活習慣の最適化についても興味を持ち、継続的に探求を行なっています。